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...... 2009年 4月 8日 の日記 ......
また長いこと日記をサボってしまった。
むかし治療した歯の詰め物がとれてしまい、さらに端っこがちょっと欠けてしまい、欠けたところが歯のいや刃のように尖ってしまい、舌を動かすとそこにあたってとても痛いのよ。
ご飯を食べてもお茶を飲んでも何かしゃべっても必ずあたるので難儀いたしました。
その大穴にご飯粒やらおせんべの欠片やらシメジやらが詰まるのを除去しつつ、なんとか仕事を終わらせてその日のうちに歯医者にいった。
そしてまた、その虫歯の隣の親知らずの話に。
その親知らずは完全に横倒しになって頭を隣の歯にくっつけたまま埋まっているので、まず出てきそうもないが、万が一出てきたら隣の歯を取っ払わなければ抜けないそうだ。
はい、前にも聞きました、そのお話。
全然痛くもないので、大人しくそのまま倒れていてください。
虫歯の方は、ちょっときれいにして型を取り直せば治療はすぐに終わりそう。
舌の方は、詰めてもらったら歯に触れるごとに痛いということはなくなったが、それまで痛めつけられていたためか数日痛みが残っていて面倒だった。
痛みというのは、それほどひどくない場合でも意識がそっちにいってしまうので鬱陶しいし、ストレスになるね、と肩こりと緊張頭痛に思いを馳せるのであった。

写真は劇団☆新感線の「蜉蝣峠」を見に行ったときのもの。
赤坂の劇場前の桜がライトアップされてきれいだったので。
携帯で撮ったので小さいのが残念。

クドカン作の蜉蝣峠、なにかと力業でした。
闇太郎のお泪への一途さは泣けたけど、いまひとつキャラが掴めなかったのが残念。
なんとなく消化不良。
もう1回見るとわかるのかな。
それにしても、着流しの似合う男っていいねえ。
立ち回りの時、乱れた裾からニョッキリのぞく太ももがすばらしいねえ。
そしてシャモ…。
堤真一さん、いかしてた。
魅力的な悪役が主役を食うのは宿命か。
なんだかんだ言いつつ、楽しかった。
やっぱり新感線は活劇がいい。
席は前から8列か9列目の通路に面したど真ん中で、とても見やすくて嬉しかったが、隣の男が共通の肘掛けに肘をついて見ていて、その肘が人にぐいぐい当たっても気にしてない風なのが鬱陶しかったわ。
じっとできないのか、しょっちゅう動いてるし。
劇場の席の肘掛けの用途は、実際に肘を乗せるためじゃなくて仕切りのためだろ。
休憩時間中に連れに女性に何かと蘊蓄たれていたが、マナーもなってないやろーの知った風なおしゃべりは片腹痛いぜ。

さあ、「すっくと狐」のネームがんばろう。


...... 2009年 4月 11日 の日記 ......
ジューダス・プリーストのCDを買った。
劇団☆新感線の舞台では始まりと終わりに必ずジューダスがかかる。
昔はたぶんテープを使っていたのではないかと思うのだが、幾分のびたような「Defenders Of The Faith」を聴くと条件反射でどんどん盛り上がってきたきたきた〜!さあ、見るぞ!とスイッチが入る。
そういえば、ちゃんとこの曲を聴いたことがないじゃんと思って密林にいき、一緒に新感線の曲を一手に引き受けている岡崎司さん(おかげ様ブラザーズのギタリストでもある)のあれとこれも買っちゃえ、SKOMBも買っちゃえ〜と5枚ほどポチッと購入。
次の仕事のBGMはこれに決定だす。
「狐」をごらんになったら、この原稿を描いているときのバックにはロブ・ハルフォードと冠徹弥くんのシャウトや髑髏城の七人が流れていたのね、思いを巡らせてみてください。
締め切り間近の切迫感がよりリアルに感じられる…かもしれません。

先日、歩いていたら林の中からウグイスのさえずりが聞こえた。
ホ〜ホケホケ、ホ〜ホケホケと、何度やってもホケキョまでたどりつかない。
まだ若くて下手っぴーなのね。
数日後、またそのあたりを歩いているとウグイスが鳴いた。
ホ〜ホケホケホケケケ…。
先日の若造に違いないと思う。
なんとなく進歩しているので、そのうちホケキョと縄張りを主張できるようになるだろう。
うちの近所では7月頃まで鳴いている。

写真は、前から言ってみたかったネパール、インド料理の店のマトンカレーと巨大なナン。
食いきれずに半分は持って帰った。
次はネパール料理に挑戦だ。


...... 2009年 4月 14日 の日記 ......
歯医者からの帰り、遠回りしてふらふらしていたら雲行きが怪しくなり、風がびゅうびゅう吹き始めた。
竹林の横を通ったら、すごい勢いで黄色くなった葉が散っていた。
そういえば、春は「竹の秋」なんだっけ。

「ゲバゲバ90分」のDVDが出ると聞いて、即予約した。
ビデオとか残っていないものだと思っていたら、スタッフが家庭用機材で撮っていたらしい。
同じようなことをほかの番組でも聞いたぞ。
そうだ、モンティ・パイソンだった。
朝日のニュースサイトによると
『日本テレビの制作で69年10月〜70年3月と70年10月〜71年3月に計52回放送された。タレントの大橋巨泉と前田武彦が生放送で掛け合いをする中、事前に録画した10〜40秒のギャグを130本ほど流す構成だった』
『日テレの社史によると、番組名の「ゲバゲバ」は「手を抜いて安価に番組をつくるテレビ業界へのゲバルト(実力闘争)」との思いが込められていた』
『1回の台本はB4判で約200ページあり、厚さは2.5センチになった。採用されたギャグ1本ごとに謝礼が出る完全歩合制で、約40人の放送作家らが知恵を競った』
『本番の収録は2日間。7分ほどの1カットを1日100ロール撮り、一度でも失敗したらそのギャグは捨てた。総監督の井原高忠は、ブドウ糖の注射を打ち、酸素吸入をしながら指示を出し続けたという』
ゲバゲバの放送当時は小学生だったけど、毎週すごく楽しみにしていた番組だった。
また会えるなんて、嬉しいな。


...... 2009年 4月 15日 の日記 ......
 
1パック98円の卵を求めて買い物に出たら、裏の河川敷は菜の花が見事だった。
人の背丈ほどにも育ってしまっているのは川の水の栄養過多のせいらしい。
卵は、店に着いたときにはきれいに売り切れていた。
5割引の冷凍のうどんもほうれん草もなかった。
そして、帰りに何もないところで転んだ。
30年ぶりぐらいに転んだ。
卵を持っていたら悲惨なことになっていた。
不幸中の幸い?
でも膝をちょっとすりむいて不愉快。
運動しなくてはと本気で思った。

不愉快なのは行き詰まっているネームのせいでもあるな。
最近、漫画描きとして本当にいかん気がするわ。


...... 2009年 4月 26日 の日記 ......
今回の旅行はすべて友人任せだった。
何人参加するのかも知らず、旅館の名前すらもうろ覚えという状態だった。
だって当日まで仕事してたんだもん。
原稿をあげ、荷物を詰め込み、東京駅で担当さんに原稿を渡し、友人と落ち合って新感線に飛び乗り、豊橋でもう一人の友人と落ち合い、飯田線で湯谷温泉についたのは4時ぐらい。
懐かしい木の匂いのする旅館「はづ木」は部屋もお風呂もとてもよかった。
河鹿の声をものすごく久しぶりに聞いたよ。
夕食の漢方薬膳懐石で、ここ数日の不健康三昧なボデーが少しは改善されるとありがたいのだが。
夜の9時過ぎに、まったく人気のない町を3人で散策するが、ほんっとうに静かだ。
駅の真ん前のやたら存在感のある廃墟が、夜はさらに大きく見える。
昔は賑わった旅館なのだろうか。
歩いてみると死んでいる家や旅館がいくつもある。
歴史も古い、渓流沿いのとてもいい温泉だけど、現状は厳しいのかなあ。
でもまた行きたいところだ。
その日は私一人早めにダウン。
そして朝、ものすごい頭痛で目が覚めた。
肩と背中が岩のようだ。
一人で風呂に入るが治らない。
もう一度寝ても治らない。
朝ご飯の頃には気分も悪くなり、おかゆはとても美味しかったが数口、ほかのおかずはほとんど食べられなかった。
仕事で無理した付けが一気に回ってきたにしても、仕事中に出なかったんだから、あと数日待ってくれてもよかったのに。
友人たちよ、景気の悪い顔を見せてすまない!オレの体の意地悪!と詫びつつ呪いつつチェックアウトまで寝ていたら、少し復活する。
豊川稲荷に着く頃にはだいぶよくなって一安心。
お昼の稲荷寿司と門前きしめんはとても美味しくいただけた。
その日のお宿の三谷温泉では部屋でマッサージを頼んでしまった。
按摩マッサージ初体験ですよ!
おばさんが二人来てくれたのだが、お二人とも体は細いのに腕の筋肉がすごいんです。
1時間にわたり全身揉みまくってもらって、極楽…。
次の日はだいぶ肩が軽くなった気がした。
『胃がお悪いですか?」とずばりと当てられたが、揉んでいてわかるものなのね。
「月に2回でも揉んでもらうとだいぶ違いますよ」というので、ご無沙汰の中国気功マッサージに予約を入れようかな。
翌日は竹島水族館を見てから帰宅。
速効イラストカットの仕事。
その後はちょっとだらだら出来るかな。

旅行中にクサナギくんがえらいことになっていた。
どこかの新聞のアンケートでは90%以上が彼に同情的だったと言うが、そうだろうなと思う。
酔っぱらって人に迷惑かけるやつは大嫌いだし、彼は特に好きでも嫌いでもないが、そんな私でも今回の件はなんだか気の毒だと思ってしまう。
通報されて引っ張られてトラ箱に放り込まれるのは仕方がないけれど、謹慎も仕方ないけど、えぬえっちけ〜までもがトップで扱うニュースなんですか?
芸能人が酔っぱらっていたら、クスリか!?と簡単に家宅捜索出来ちゃうの?
おまけに友達の友達がアるか胃ダな大臣がここぞとばかり薄っぺらな倫理観を振り回して人格否定しているし。
ベルトコンベアのごとく死刑を執行するべきだとおっしゃっていた大臣は、行為ではなく人格の善し悪しを断定できるお偉いお人らしい。
だったらお仲間の、酔っぱらって世界に恥をさらした元外相をなんと言って断じたのか是非聞いてみたいところだわ。
最近は、なんでこんなに大騒ぎするの?というニュースが流れると、それに隠れて裏でなにか動いているんじゃないですか?と勘ぐりたくなるんだよねー。
つよしくん、がんばって帰っておいで。

おっと、写真は豊川稲荷の中にある霊狐塚。
すごい迫力です。


...... 2009年 4月 27日 の日記 ......
先ほど知ったのだが、豊川稲荷ってお寺だったのね。
山門があるから「あれ?」と思ったけど。正式には「円福山 豊川閣 妙厳寺」だそうだ。
何故お寺が稲荷になったのだろう。
しかも日本三大稲荷(伏見は不動だけど、あとの二つは場所によって違う)の一つに。
よほど、祀られている荼吉尼天がパワフルかつ人気者だったのかな。

総門前の通りの土産物屋に入って買い物をしていたら、友人たちが見あたらない。
上品なお店のおばあさんが「奥で猫見てますよ」というのでいってみると、ケージの中に生まれて数週間かな?という子猫が5匹団子になっていて、その前では友人Tが目を血走らせ、ハアハアとよだれを垂らさんばかりの形相で子猫たちを凝視していた。
「うちにはかわいいラグジュアリーなハニーがいるけど、いるけど、いるけど1匹欲ッスイィィ!」
確かに子猫って凶悪なかわいさだが、落ち着け。今日は温泉宿泊まりだぞ。明日ここに戻って1匹バックパックの中に仕込んでいくというなら止めないし、むしろ大歓迎だが。
と思っていたら理性が勝ったらしい。
残念だ。

霊狐塚の、上にお狐様が乗っている大きな岩の間に挟まっている硬貨(お賽銭?)をうまく取り出せたらお金持ちになれる、という話を帰ってから聞いた。
その硬貨をお守りにしておいて、お金が儲かったら1年後にお礼として倍返し以上の硬貨を岩の間に隠すそうだ。
探してみればよかったなあ。
そのうち、是非またお参りにいこう。

イラストの仕事も終わり、一段落…と思っていたら東京駅で原稿を渡した担当氏から今日連絡が入った。
「1カ所描き直して欲しいので明日午前着で原稿を送り返します」
指定の箇所は、私も「あれー?ここ寝ながら描いた?」ということろだったので直すのはかまわんが、そんな余裕あるのかな。