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...... 2009年 7月 4日 の日記 ......
かつて32ページを描くのに、こんなにかかったことがあっただろうか。
いろいろあってモチベーションが上がらない…のは初めてでもないし、どうした、自分。
描いているときはとても楽しいのにね。
こんな仕事の仕方をしていると、一番ダメージくらうのは私の財布であることに間違いないので、がんばりマス。
7月は単行本2冊ぶんの描き直し、描き足しでつぶれそう。
単行本で40ページの描き下ろしって初めてだ。
問題なのは、何が何でも40枚でそれまでの話をまとめなければならないことだ。
無茶なんだが、やらなきゃならない。
そして、それ以上に私の心にずどーんとのし掛かっているのは、かなり古い作品の単行本化なので絵柄がだいぶ変わっちゃってるってことなのね。
直し始めたらきりがなくなりそうで怖い。
でも、直さないわけにいかないところが多い。
もう、ご愛敬と言うことで目をつぶるしかないのかな。
刷り出しを見て『クールな孤高の美少年』(担当氏希望)は私にはやっぱり無理だった…とつくづく思った。
天然不思議くんにしかならない。

6月末の同じ日にまいけるとふぁらの訃報があった。
おどろいた。
まいけるの「スリラー」は大好きなアルバムだが、個人的には「Bad」以降はあまりぴんと来なくなってしまって新譜が出てもスルーしてました。
ある時期からはスキャンダラスな話題の方が多くなってしまった「キング・オブ・ポップス」だが、彼の存在感がどれほどのものだったか、報道をみるとよくわかる。
才能に溢れ、人がうらやむ成功をしても、脆く壊れかけているような危うさの大スターというところに、人々がより惹かれていたとしたら何とも悲しいことだけど。
彼と同世代の私は、彼が「スリラー」を出したとき「ド●えもん」の原画を描いていた、たぶん。
どうかゆっくり休んでください。


...... 2009年 7月 7日 の日記 ......
どこかからの使い回しの絵でごめんなさい。
ツール・ド・フランスでの新城選手と別府選手の連日5位、8位と入賞を記念して、最強のお侍さまがウィニングランをかましております。
時速200キロは出ていると思われます。
まさに赤い彗星、このまま月をバックに宇宙に飛び出す日も近いでしょう。

生で二人のゴールシーンが見られるなんて、夢のよう。
日本人が二人出られるだけでも夢のよう、と思っていたのに。
ロードレース見たさにスカパーのスポーツチャンネルを追加した甲斐があったというものだ。
怪我なく、極力いい成績を残しつつ、見事に3600キロを完走してシャンゼリゼに凱旋してくれよと願うのみ。
7月は楽しく仕事が出来そうだ。


...... 2009年 7月 12日 の日記 ......
我が家のミニバラは何とか順調だが、あっという間に虫がついた。
スリップス、ハダニ、シャクトリ虫、チュウレンジバチの幼虫などなど、もてること。
芋虫たちの食欲はすさまじいですな。
一晩で新芽がまるはだか。
ローズマリーとパセリに住み着いたクサグモは、赤と黒のお子様色からがんがん脱皮を繰り返して地味な大人に変身、体も巣もどんどん大きくなる。
見た目は悪いけど、害虫退治に一役買ってくれていそうだからほったらかし。
クモってけっこう好きなんだよね。

今はツール・ド・フランスを見ながらコミックスの直しをやっている。
ダイジェストではなく、リアルタイムでライブで見ているとツールがいかに過酷かよくわかる。
ピレネー超えたりアルプス超えたりしながら21ステージ(その間休みは2日だけ)で3600キロ近くを走破って、1日に200キロ近く走るって、自転車で2000メートルを超える山に登るって、そこから時速100キロ近いスピードで下るって、誰が初めたんデスか。
体脂肪平均6%(水に浮かないと思うな)、なんか軽々と10%の勾配を上っていく彼らは、駅に行く途中の坂でぜいぜい息を切らしているワシから見たらまさに超人でございます。
そして、風景が素晴らしい。
ヘリからの空撮を見るだけでも、見た甲斐があるというものだわ。
はい、かなりの時間手が止まっています。
ゴール直前は机の前からテレビの前に移動してガッツリ見てます。
担当さん、すみません。

おっと、大事なことを忘れていた。
今月発売のホラーMのコミックスのお知らせで、9月10日発売予定の文庫版『ざんのいお』に「春になれば草の雨」同時収録とあったが、たぶん違う作品が収録されることになるはず。
ホラー風味の「ざんのいお」等とBLもどきの「春になれば…」をどうしても一緒にしたくなかったので、広告が出てからの変更は顰蹙だけど私がお願いしました。
絶版になっている作品を、また世に出していただけるというのはとてもありがたいのだけどね。
いろいろすみません。

ああ、謝ってばかりだ。


...... 2009年 7月 14日 の日記 ......
 
ちょっと角度が変わっただけでオパールからサファイヤへ。
長野のアズキはどう撮っても赤なのに。
このくそ暑さをものともせず、膝によじ登ってくるぶーちゃんの根性は見習いたいものだ。
しかしさすがに長続きせず、10分ぐらいで「なによ、暑いじゃない!」と降りていく。
乗る前に気付け。

昨日は古い原稿を探して最下層まで発掘。
汗みどろになった甲斐もあって探し物は発見できたが、腰のあたりにいやな予感。
はたして大当たりで、本日は腰痛に悩まされております。
それほど痛いわけではないが、腰がものすごく重いよ。
ぎっくり来ないように気をつけなくちゃ。
そして部屋は足の踏み場もない。
段ボールごと捨ててぇ!という凶暴な気分になっている。

最近のお気に入りメニュー「わさび豚」
うどんにもそうめんにもラーメンにもご飯にも合う。


...... 2009年 7月 22日 の日記 ......
東京ではどっぷり曇って日食は見られなかった。
残念。
テレビの中継を見ていたが、硫黄島と船からの観測が当たりだったみたいね。
悪石島にいった人たちはくやしいだろうなあ。
船だと遮る物がないので、月の影になる面積がたいして広くなく、それが移動するのがよくわかっておもしろかった。
ぐるりと360度夕焼け状態で、その向こうが明るいというのは何とも不思議な眺めだ。
一度生で見てみたいものだ。
26年後…、生きているかしら。

オリジナルの同人誌は入稿済み。
コミックスの「すっくと狐」の本文の直しは終わったが表紙がまだ。
「日招きの辻」はタイトルを変えたくなってきている。
描き下ろし分はネームすらできてない。
文庫版「ざんのいお」に収録する原稿捜索中。
あと何ページあればいいのだろう。
8月はスケジュールきつそうだ。

写真は申し合わせたように一緒に花開いたイースターイエローと食事中のぶーちゃん。